<2022年7月29日>
築地界隈の朝の散歩。
旧築地市場の解体工事現場から、築地大橋を渡り、
「隅田川テラス」をずっと歩いて来て、
「勝鬨橋」のたもとまで来ました。
橋の両端が歩道になっています。
いま歩いて来た「隅田川テラス」の向こうに築地大橋が見えます。
橋の上に構造物があって、おそらく橋を開閉させるための
モーターとかが収納されているものと思われます。
橋の真ん中は開閉部で、ここを境に橋が上がって船舶を通す仕組み。
ロンドンのタワーブリッジは巨大な仕組みでしたが、
こちらはとてもコンパクトです。
今となっては開くことがなくなりましたが、貴重な橋です。
築地側のたもとには「資料館」がありました。
橋を渡り切って築地側へ行くと「勝鬨橋」の説明プレートがあります。
「海軍経理学校之碑」というのもありました。
橋のたもと、資料館の前がポケットパークになっており、
他にも「かちときのわたし」の石碑などが建っています。
日露戦争の勝利を記念して名付けられた「勝鬨」。
明治時代はここに橋はなく「渡し船」が往来していました。
関東大震災後に中央径間部が跳開する可動橋工事が始まり、
完成したのは昭和15年(1940)ですから、82年目です。