<3月27日>
群馬県沼田市の街歩きで訪れた「沼田城址」。
本丸の先端まで行って、戻って来ました。
現在地は真ん丸の池の前です。
「小松姫(稲姫)伝説」の立て札がありました。
関ヶ原の戦いで東西に分かれた真田家。
西軍についた昌幸・幸村が「孫の顔を見たい」と
信之の妻「小松姫」が留守を守る沼田城に立ち寄ったそうですが、
「敵味方になった以上、義父といえども城には入れられない」と断り、
あとから、休息中の正覚寺へ連れて行ったという逸話です。
立て札の先に大きな石碑が見えました。
途中に歌碑があります。
【冬やまの 痩せたる 襞に おきわたす 根雪の光り さびし この国】
「たつゑ」とあるのは「生方たつゑ」で、
町の中にある「生方記念文庫」の歌人のようでした。