小中高と世界史を学び、
年号や人物や出来事の丸暗記に勤しみました。
その世界史から、年号をすべてなくす、
人物も最小限、出来事も必要な部分だけにし、
「お金の流れ」だけで説明した内容です。
第1章 貨幣の誕生
第2章 結ばれる古代帝国
第3章 イスラームとインド洋
第4章 進む貨幣経済
第5章 世界をかけめぐる銀
第6章 覇権国家の時代
第7章 拡大する「帝国」
第8章 恐慌から分断へ
第9章 超大国の綱引き
第10章 一体化する世界
年代を追っていることは追っているものの、
「同時期の東西の国の間で、同時に何が起きていたのか」
という「ヨコ」の繋がりに焦点を当て、
なおかつ「お金」という「経済面」から見た場合の世界史。
年号がない歴史が如何に読みやすいかと、
全体像を捉えるには、この視点の方が分かりやすいか、
ということを発見した次第です。
【2022年10月21日 読了】