最近諸物価が値上がりして、
補助金で抑え込むなど、大騒ぎしています。
でも原油高、円安という状況を見れば、
「あたり前の現象」が起きているだけで、
何もそんなに右往左往するほどのものではないと感じます。
そんなタイミングで、小阪さんの新著が出ました。
序 2022年、価格が崩壊した
第1章「価格上昇時代」がやってきた
第2章「安さこそが価値」からの脱却
第3章「価格」は「価値」に従う
第4章「値付け」の作法
第5章「値上げ」の作法
第6章 今、目指すべき「マスタービジネス」への道
第7章「値決め感性」の磨き方
終 章 今こそ自分たちの「存在意義」を問い直すとき
【安くしなければ買ってくれないというのは、
自分たちが扱っているものに関して「安さしか
価値がない」と言っているようなものではないのか】
という著者の言葉が刺さります。
全編に渡って、今とこれからを示唆する考え方や
方向性が明示されていて、とても参考になりました。
【2022年10月12日 読了】