最近話題になっていた本で、
興味があったので買ってみました。
序 章 大いなる違和感
第1章 早送りする人たち~鑑賞から消費へ
第2章 セリフで全部説明してほしい人たち
第3章 失敗したくない人たち
第4章 好きなものを貶されたくない人たち
第5章 無関心なお客様たち
映画は「鑑賞するもの」ではなく「消費するもの」、
監督で映画を観ることはない、
無駄は悪、コスパは正義。
ネットが進化して、サブスクで観放題になると、
お金はこっちが払っているのだから、
できるだけ沢山観た方がトク。
全部をちゃんと知らなくても、
とにかく数多く観ておいて幅広く浅く知っておけば、
友達たちとの話題には付いていける。
その他モロモロ・・・時代が大きく変わって、
「映画を早送りで観る」のが普通になってしまったのかも知れません。
それでもやっぱり、「間」を感じて、「間」を楽しむことは
とても大切だし、私はそこは大事に残しておきたいと思います。
【2022年9月11日 読了】