<3月27日>
群馬県沼田市の街歩きで訪れた「正覚寺」。
境内の外れまで行って、壮大な「河岸段丘」の景色を眺め、
「ブラタモリ気分」を満喫しました。
帰りに、横目に入ったのが綺麗に並べられた「手桶」です。
何と桶に全部名前が入っていました。つまり「My手桶」。
こういうのは初めて見ました。
私の地元では、「誰でもご自由に…」が基本で「My」はありません。
もしあったとしても、墓参時に自宅から持って行くものと思われます。
この土地の風習なのか、この寺の常識なのか・・・、
初めて見かけた「My手桶」に感心しながら
「コウヤマキ」の大木の下を通って山門へと戻って行きました。
山門をくぐり、境内を振り返ります。
山門から中心商店街へ向かう道端に解説板がありました。
「大連院殿の墓廟」という説明です。
「大連院」は沼田城主真田信幸の妻、名は小松姫。
徳川四天王の一人本多忠勝の娘で、徳川家康のひ孫にあたる人。
その「大連院」の分骨がここに納められているそうです。