<2021年3月30日>
放浪ドライブで訪れた福島県会津若松市の「会津武家屋敷」。
西郷頼母の家老屋敷を再現した建物の一番奥まで行って、
庭を眺めながら反対側を戻って行きました。
「客待の間」、つまり応接室です。
「長居間」は執務室といったところ。
そして「自刃の間」です。
慶応4年(1868)8月23日早朝、
西軍が会津城下への総攻撃を開始したときに、
登城した家主の頼母を除く西郷家の婦女子は、
「足手まといになるまい」として、
この部屋で自らの命を絶ちました。
そのときの様子は別棟で生々しい蝋人形で再現されています。
「奥二の間」は祖母や女子供の部屋だったようです。
筝が一面置かれていました。
さすがに「自刃の間」と奥にある仏壇を見ると、
何とも言えない気持ちになります。
順路に従って、出入口方面へ戻って行きました。