<3月27日>

上州ドライブで訪れた群馬県川場村の「土田酒造」

先に仕込蔵の方をひと回りしてから、

隣の食事処の建物へ入って来ました。

「誉国光」の大きな酒銘タペストリーの横に、

初代「土田茂八」氏の肖像があります。大正年間です。

 

隣の銅像は、体型から見て右側の二代目「土田國太郎」氏のようです。

 

さらに三代目「土田実」氏、五代目「土田洋三」氏と並び、

写真が段々小さくなって来ました。

四代目は実氏の奥様「土田コト」氏、

現在は六代目の「土田祐士」氏になっています。

1907年の創業から115年間続く「土田家の当主たち」です。

 

「國酒」の色紙は歴代の総理大臣によるもの。

多くの酒蔵で見かけるものです。

 

「誉国光」の酒樽と酒銘のプレートも展示されていました。

 

「我が國が 誉高く 光輝きますように」という意味を込めて

二代目の國太郎が命名した「誉国光」を木版に刻んだのは、

名誉賞受賞記念として、篆刻家の「中村蘭台」氏とのこと。

蔵元の歴史を、当時の品々と共に綺麗に展示してありました。