<5月4日>

大震災からの復興状況確認の意味も込めた三陸海岸ドライブ。

大船渡市にある「防災観光交流センター」の屋上からの眺めの続きです。

海とは反対側、西側の真下に見えるのが「BRT大船渡駅」

旧気仙沼線大船渡駅の線路と駅舎がこの形になりました。

「バス・ラビット・トランジット」として、

現在は専用バスレーンになっています。

 

震災直後に訪れたときの画像が残っています。

この一直線の砂利道に見えるのが鉄路の跡で、

あたり一面、根こそぎ何もなくなっているか、

無残に破壊された建物が延々と続いていたことを想い出します。

 

2段構えになっている屋上から、かつての壮絶な景色を想い出し、

微力ながらも、この街の数社で復興支援に携わった記憶も蘇りました。

 

この屋上には、震災前の街並みの写真があります。

私は残念ながら、この頃のことは知らず、震災後だけです。

 

屋上から降りて来ました。

左側の「カモメテラス」との間に大階段があって、

途中から2階へ入って行けるようになっています。

 

2階は公共スペース。

多目的室、会議室、和室、スタジオ、共有スペースなど、

典型的な公共施設の造りでした。