昨夜は、ミニシアターを会場にした落語会を聞きに行って来ました。
高座に上がったのは「柳家東三楼」師匠。ニューヨーク在住です。
16席しかない小さな会場は、普段は映画館して使われており、
私は今回が2回目。
「ぼけますから、よろしくお願いします。」以来です。
演目は古典と人情物の他に「英語落語」。
「ホワイトタイガー」を題材にした英語落語は、初体験でした。
終演後はトークコーナーが設けられ、柳家さんのアメリカ体験を
画像で紹介しながらの質問タイムになりました。
彼の落語は「①骨格だけ残して英語化」「②完全オリジナル英語版」
「③既存落語を直訳英語化」の3パターンのうち①と②とのこと。
また、ニューヨークという地を選んだのは直感、「COVID-19」で
NYがロックダウンされて収入が途絶えたときが一番辛く、
日本の落語界のしがらみから抜け出して自由に自分の好きなやり方
ができることが一番楽しく、「笑いは世界を平和にする」という
信念から、目指す究極の目標は「世界平和」だそうです。
こういう挑戦者が日本にいることに感激した一夜になりました。