<3月27日>
群馬県沼田市にある「吹割の滝」。
朝6時頃、誰もいない滝へ独りで訪れ、
「重ね重ねの注意喚起」を見ながら遊歩道を歩いて行きました。
轟音が響き渡る中、最初の瀑布を見たのはまだ「序章」で、
コンクリートで固められたガードレールもない遊歩道を行き、
本当に流れのすぐ横を通って、「く」の字に曲がった先に・・・、
水煙も上がるほどの迫力ある滝が現れました。
「吹割の滝 第1章」という感じです。
豪快な水の流れと、水が削ってできた断崖をぐるりと見まわしました。
向かい側の断崖絶壁には洞窟のようなものも見えます。
ちょっと足でも滑らせれば、命の危険があります。
「重ね重ねの注意喚起」看板の意味が、よく分かりました。
さらにその先から、もっと大きな轟音が聞こえてきます。
そこへ通じる遊歩道は、流れの上に架かっているようなもので、
さすがにガードレールがありました。
迫りくる岩肌。
一瞬の澱みがあって、その脇を遊歩道が延びています。
「もっと大きな轟音」が聞こえるのは、その先です。