<4月23日>
ドキュメンタリー映画
「ぼけますから、よろしくお願いします。」鑑賞後に、
妻と二人で打ち上げの意味で入店した鳥料理店の続編です。
7品目の料理は、鳥のササミをパテ状にしたものを
「粒マスタード」と、お好みで醤油をつけていただく一品。
この「粒マスタード」が抜群に美味しくて料理にマッチ、
醤油の付け具合によって微妙に味が変わるのも楽しめました。
ここでカウンター上にある酒に目が止まり、マスターに「その酒は?」と
尋ねると、「実は2年前の酒で、冷蔵もしていないから、大丈夫かな?」
という返事でした。
「いや、雪の茅舎の美酒の設計だから、大丈夫でしょ!」と私。
結局、その場で開栓して呑むことに・・・。
ちょっと古さはあるものの、むしろ味が濃厚さを増して、燗にしてもいけるような
深味のある酒に変貌していました。
8品目は「卵とマグロ中落ち」の組み合わせです。
卵を割って、とろりと黄身が混じる中落ちと一緒に食べます。
濃厚な味同士が絡み合って、とても美味しく、
最後はパリパリの海苔で包んで一気に口へ。
9品目は「ご飯と鶏肉と大葉」の組み合わせ。
このままちょっぴり食べてから、出汁を注いでお茶漬け風にします。
この出汁が絶品で、そのままいくらでも飲めそうな旨さでした。
10品目がデザート。
マスターの奥様手作りのチョコパウンドケーキでした。
素人と言いながら出てきたケーキですが、これがみっちり濃厚で、
食べ応えも十分でした。
前から気にはなっていましたが、初めて入った店で、
まさに「鶏鶏鶏」の「鶏づくし」。
地元名産「比内地鶏」の様々な部位を、バラエティに富んだ料理として
味わい尽くした夜になりました。