昨夜呑み終えたのは、奈良県御所市、
油長酒造の「風の森 ALPHA」でした。
最初は冷やしてグラスに注ぎ、微発泡の泡立ち感と
甘酸っぱい個性的な味に驚かされました。
ボトルの首に貼られていたマル印7個のシールには、
「THERMO METER」とあるので「体温計?」。
白地にピンク色で「ALPHA」です。
ギリシャ文字の「A」、「初めの一歩」的な意味でしょうか。
熟成と燗酒を楽しんでください、というメッセージでした。
「黒色の丸いシールは35℃前後で色が変わります。」とあります。
原料米;奈良県産秋津穂、精米歩合;80%、
アルコール度数;14度で、ほとんど磨いていない米です。
次に「熱燗」。ホットなシャンパンを呑んでいるような、
プチプチ、シュワシュワ、甘さ一杯でした。
徳利にシールを貼ると、黒が鮮やかなピンク色に変わり、
「ALPHA」の文字が浮かび上がります。これにもびっくり。
最後は「少しぬる燗」にしてみました。
「ALPHA」の文字は、熱燗ほど鮮やかにはなりません。
つまり温度の状態を文字で見えるようにしているやり方。
呑んだ感じは、シュワシュワと甘みが程よく、
ここあたりがちょうどいいかな?というところでした。