<3月29日>
足の向くまま気の向くままの放浪ドライブで訪れた「福島県喜多方市」。
中心部を歩いてひと回りしてから、車で「小原酒造」という蔵元にやって来ました。
入口の看板や大型タペストリーに書かれているのは「蔵粋」という文字。
これで「くらしっく」と読ませています。
創業は「享保弐年」。
「酒林」はもう茶色の塊になっていて、冬の仕込みの終わりを告げています。
中へ入ると、雛飾りの真っ最中でした。
土間を利用して飾られた雛飾り。
享保の創業ということもあって「享保雛」とおぼしき古い人形もあります。
モーツァルトを聞かせて熟成したという「蔵粋」シリーズのお酒。
入口でこの雰囲気に接すると、美味しそうに思えて来るから不思議です。





