<2020年11月13日>

岩手県遠野市中心部で朝の散歩。

ホテル裏の南部神社へ石段を登り、境内を通って裏側へ。

車路から山道に入り込んで、斜面の道なき道を降りて来ると、

お寺の本堂の脇に出て来ました。

 

本堂正面に扁額が掛かっています。

「精舎」は読めますが、右の二文字がよく分かりませんでした。

画数から想像して「知恩」かも知れません。

 

本堂前で後ろを振り向くと、

遠野の街から一直線に石段が延びて来ています。

 

その石段を降りて行って、後ろを振り向けば、

かなり急な石段で、これを登るのは大変そうです。

 

石段を降り切ると、そこに立派な山門があります。

阿吽の仁王像も鎮座する格式の高さ。

 

石柱の文字は「北身延 波木井山 智恩寺」でしょうか。

 

石柱の横にある解説は「日蓮真筆曼荼羅」に関するものです。

 

「南無妙法蓮華経」の七文字が揮毫された曼荼羅で、

享保5年に日蓮宗総本山の身延山三十三代目日裕から、

日蓮真筆の認定書が与えられたものだそうです。

そんな由緒正しい「智恩寺」に、私は裏口から侵入したことになります。