<2019年3月31日>
イギリスがEUから離脱する「ブレグジット」の日の朝を、
私たち夫婦はその張本人であるイギリスの首都ロンドンで迎えました。
歴史に刻まれるはずだったこの日は、その直前に延期が決まりましたが、
早朝から関連のニュースがBBCで流れていました。
身体は疲れているのに、旅行でハイになっているせいか、
この日も朝4時頃には目が醒め、5時30分頃には独りで恒例の早朝散歩へ。
投宿していた「445号室」を出ます。
とても複雑な造りのホテルで、フロントへ出るのがひと苦労。
狭い通路を通ってエレベーターに乗ります。
緊急用の電話と消火器が脇にありました。
フロントのある「G」フロアへ。
「Lift 2」の表示と、各階の部屋番号が表示されてるのは、
このエレベーターは「その部屋」にしか行かないという意味です。
別に「Lift 1」があって、そちらも同様の表示ですが、
「1」に乗ってしまえば「2」に記載の部屋には辿り着けないという
何とも複雑な構造のホテルでした。
無事に「G」フロアへ到着。
左は「何かお忘れではありませんか?」自販機、
右は現金引き出し用のCD機だと思われます。
この日の朝は、この複雑怪奇なホテル内の探検から始めました。