<2019年10月17日>

青森県五所川原市金木町にある太宰治の生家「斜陽館」めぐり。

1階と2階をひと通り廻って、通し土間の奥へ行ってトイレを済ませ、

母屋と繋がる奥のまた奥へも行ってみました。

「中の蔵」があります。

 

蔵の前にある四角の土台は「浴室跡」

向こう側の板の間から続いていたようです。

 

奥へ通じる通路の壁には「吉永小百合」「サンドイッチマン」のポスター。

 

奥へ奥へと土間は続いており、ショートムービーも上映中でした。

 

最奥にあるのは「米蔵」です。

 

青森ヒバで造られた蔵で、2000俵以上の米が保管されていたそうです。

小作人の米を集めて保管し、それを販売するいわば集荷業者。

米代金が入るまでの金融も担っていたことは、ここでも想像できます。

「米蔵」は他に2棟あって、多い時は9000俵もあったとのこと。

太宰がこの蔵で遊んだ記憶が「思ひ出」に記されているそうです。