<2019年3月29日>
イングランド中央部、コッツウォルズ地方にある
シェイクスピアの故郷「ストラットフォード・アポン・エイヴォン」めぐり。
ホーリー・トリニティ教会に入り、南北に礼拝席が並ぶ中央本堂を奥へ。
赤の「I」のポイントが「シェイクスピアが眠る墓」でした。
ここに、世界を代表する文豪の一人「シェイクスピア」が眠っています。
1564年4月26日生まれ、1616年4月23日没という52年の生涯。
誕生日が4月23日という説もあるそうで、
もしそれが事実なら生没日が同じということになります。
演劇界では400年経った今でも、彼の創作した劇を演ずるのが
ひとつのスティタスようになっているのは驚異的です。
左隣には奥様の「アン・ハサウェイ」さんが眠っています。
二人が眠る床の向こう側に、横たわる白い像。
脇にある石のお盆のようなものは、洗礼を受けるときのものとみられ、
もしこれが400年以上経つのであれば、シェイクスピアが洗礼を受けたときに
聖水が満たされていたのかも知れません。
そんなシェイクスピアの生涯が壁に記されています。
見上げれば美しいステンドグラス。
見下ろした壁側には聖歌隊が並ぶ席。
真後ろを振り向けば、礼拝席と本堂が見えます。
そんな「シェイクスピアが眠る空間」は神々しさを感じる空間でした。