<2019年9月28日>

西新宿界隈の朝の散歩。

いつも通りあてもなく歩いているうちに見つけたのが

「旧淀橋浄水場六角堂」です。

 

石段を更にもう少し上がった先にそれが見えて来ました。

 

まさに六角形の形をした「四阿」です。

 

「六角堂」の前にあったのが「富士見台」の石碑。

4.5mほどのここが、公園内の最高所で、西に富士山が見えるとのこと。

「どれどれ?」と眺めてみましたが、薄曇りの中では無理でした。

 

「六角堂」の中から富士見台方面を見ます。

これが建てられた時期は明治39年から昭和2年の間だそうで、

その間に大正年間15年が入っていますから、かなりアバウト。

 

富士見台とは反対側方向には公園が拡がっています。

その昔、この下に見渡す限り淀橋浄水場が拡がっていましたが、

今はその面影はどこにもなく、かつての「洋風四阿」の佇まいを残す

この「六角堂」だけが、当時の面影を偲ぶことができます。

 

公園の奥の方から声が聞こえて来ました。

 

向こうの広場の方で、年配の人たちが集まって

何やら声高にしゃべっていました。