<2019年5月15日>

鹿児島空港を離陸した「JAC3652便」は、ほぼ定刻通り

14時20分頃には福岡空港に着陸しました。

空港内はバスで移動。そのバスの車内で、

「引き続き出雲へご出発のお客様は、ご案内しますので係員へお知らせください。」

とのこと。つまり私たちです。

 

バスが到着し、言われた通り待っていた地上係員へ声を掛けました。

 

出雲行き「JAC3555便」は、下から4つ目、14時55分発です。

つまり乗り換え時間は約30分。

当初からこれは予想していたことで、私たちのイメージとしては

ボーディングブリッジを抜けて、少し歩いて次の便へ乗り込むというもの。

 

まず想定外だったのは、着陸後のバス移動でした。

それと、空港は到着口と搭乗口は別々で、実はかなり離れているということ。

ここから係員に促されて後ろを付いて行きます。

空港の「裏ルート」を辿っているワクワク感がありましたが、

途中から「恐れ入りますが、時間がありませんのでお急ぎください!」となり、

速足から、超速足へ、そして走ることに・・・最後は「福岡空港内ダッシュ」状態でした。

 

43番搭乗口へ到着した頃にはゼイゼイ息切れ状態。

これほど空港内を走ったのは初めてかも知れません。

 

待っていたバスに乗り込みました。

乗っていた人数は4人だけ。

他の搭乗者はとっくに行っていて、遅れた人だけが乗った形。

 

バスが動き始めたのは44分頃だったと思います。

出発時刻まで10分ほどしかありませんでした。

 

オリンピック仕様の機体が見えます。

 

無事に乗り継ぎ便に乗り込みました。

とはいえ、実際は鹿児島から乗って来たのと同じ機体。

席だけが「7C」から「8C」と一つ後ろへずれただけです。

 

もちろんCAさんも、機長も同じ人。

CAさんからはニコニコして「お帰りなさい!」と言われましたが、

こっちはヘトヘト状態です。

よくよく考えてみれば、離島の小さな空港ならまだしも

福岡クラスの大きな空港になれば、到着と出発が建物の両端の可能性はあり得ること。

しかもプロペラ機はバス移動になる・・・そこがイメージできていませんでした。

 

この「福岡空港内ダッシュ」事件で学んだ教訓は・・・、

「よくスタッフの後について空港内を走っている人がいるが、

 必ずしも遅れただけでなく、乗り換えの人かも知れない」

ということでした。