「目」「鼻」「歯」「耳」をひらがなにすると「め」「はな」「は」「みみ」。

これをよくよく見てみると、植物と似ている、即ち・・・「芽」「花」「葉」「実」。

確かにそうです。

「み」と「みみ」は、耳の方が二つあるから・・・これもナルホドと思います。

外来語である漢字を取り払って、基本の日本語、

つまり「やまとことば」で考えてみようという主旨の本です。

 

 ○ひらがなでよめばわかる 自然界から生まれたことば

 ○もう一度考えたい たましいと対話することば

 ○知っていますか 日本人の考え方がわかることば

 ○誤解していませんか 日本語の基本ルール

 

【 日本語をじっくりと根源まで下りていって考え、味わい、

 そのことばに込められた心の深さに触れるときの感動 】

という筆者の言う意味が、ひしひしと伝わって来る内容でした。

 

【2019年12月15日 読了】