
<2018年12月19日>
上野の 「 国立科学博物館 」 で開催されていた
「 日本を変えた 千の技術博 」 めぐり。
次のコーナーは 「 視る技術 」 で、
「 見えないものを視る 」 ための技術です。

まずは 「 光で視る 」 技術。
顕微鏡、望遠鏡からカメラやレンズの技術が格段に進歩して行きました。

これは 「 エジソンホームキネトスコープ 」 という映写機です。

次は 「 電子で視る 」。
光の代わりに、波長の短い電子線を使うと、
より小さいものを視ることが見ることができるようになり、
これが 「 電子顕微鏡 」 になりました。

次は 「 絵を送る工夫とファックス 」。
伝書鳩、鉄道、自動車など早く絵や写真を送る方法は
検討されて来ましたが、
究極は電信を使ったファックスの技術。
今でも不思議です。

光を電気に変える技術はテレビに通じます。

テレビの真空管、白黒テレビの送信管、カラーテレビの送信管、
そして持ち運びのできるポータブルテレビの出現と、技術は進化して行きます。
今では携帯でも見られるテレビは、生活そのものの大変革をもたらしました。

次は 「 X線で視る 」。
ドイツのレントゲンが発見した放射線のおかげで、
人間の体の中を視ることができるようになり、
医学の進歩に貢献しました。

X線の発生装置です。