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<2018年12月19日>
上野の 「 国立科学博物館 」 で開催されていた
「 日本を変えた 千の技術博 」 めぐり。
「 家庭電化のあけぼの 」 のコーナーには、
さすがに私も見たことがないような初期の家電製品、
つまり 「 電気○○ 」 の製品が並んでいました。
まず 「 電気こたつ 」
1925年(大正14年)頃のもので、価格は4~6円だったとのこと。
 
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次は 「 電気あんか 」 です。
1931年(昭和6年)頃の製品で、寝床用の暖房器具で、
形状から 「 山形あんか 」 と呼ばれていたとのこと。
 
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次は 「 電気ストーブ 」 です。
大正から昭和初期の製品だそうです。
 
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杖のように見えるのは 「 耐久電熱投込み湯沸かし器 」
何と風呂を沸かすための道具で、
昭和初期から昭和20年頃まで使われたそうです。
 
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次は「かもめホーム洗濯機」。
こちらは電気がいらない手動洗濯機だそうですから、
取っ手をグルグル回したのでしょうか?
 
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次は 「 攪拌式電気洗濯機 ソーラーA型 」
アメリカの技術を導入して作られた国産第一号の洗濯機だそうです。
主婦の重労働軽減のためいち早く普及したとのこと。
いまでは当たり前で、ありがたみも忘れがちな
「 電気○○ 」 の草創期の技術開発の苦労が忍ばれます。