＜２０１８年１２月１９日＞
上野の 「 国立科学博物館 」 で開催されていた
「日本を変えた 千の技術博 」 めぐり。
次は 「 電気で遠くに伝える 」 コーナーです。
まず 「 ブレゲ指字電信機 」 の 「 送信機 」。
最も初期の段階の機械だと思われます。
同じく 「 受信機 」。
１８７０年（明治２年）に、東京と横浜間で始まった
日本最初の電信事業で使われた機械だそうで、
１分間に５～６文字程度のスピードだったとのこと。
その 「 電信 」 の仕組みや歴史についても解説されていました。
時代が下って、少し大きく複雑な機械が出て来ました。
これが国産最初期のモールス電信機 「 第百十壱号 」 です。
スイッチのオンとオフに意味を持たせたモールス信号。
１８７３年ですから、前の指文字方式から
３年ほどで格段に進歩したことになります。