
<2018年8月25日>
青森県むつ市大湊で、
早朝の電動アシスト付き自転車でのサイクリング。
国道338号線へ上がって、
海上自衛隊大湊地方総監部の正門前まで来ました。
レーダー付きの鉄塔の真下です。

そこから国道を横切り、
「 北の防人大湊 」 と書かれた大きな看板の前を通って、
急斜面を上がって行きました。
斜度は相応にありましたが、そこは電動アシストが威力を発揮します。
アシストを強めに設定すると、
かなりの急坂でも楽々ペダルを漕ぐことができました。

石造りの建物は 「 壱番館 」。

【 海軍大湊要港部の士官官舎として、大正4年に建設されました。
1棟2世帯の住宅で、外壁は安山岩を使用した乱積み、
内装は和風を基調とした造りです。
また、建物の中央部は屋根まで石積みされ、
防寒・防火の対策がとられていたようです。
終戦後は、県立大湊高等学校の男子寮・女子寮として、
昭和62年の閉鎖まで使用されていました。
一部改修されているものの、間取り、建具、
かまどや五右衛門風呂、陶磁器の便器
など建設当時のものが現在も残されています。】
とのこと。

もう一つ 「 弐番館 」 もあります。

前段の説明は壱番館と同じですが、途中から違います。
【 終戦後は、自衛隊寮として使用した後、むつ市文化財収蔵庫として利活用し、
現在は外観の復原と内部の改修を行い、
歴史・文化等の学習や企画展示イベント等を行う施設となっています。
また、この建物は 「 旧大湊要港部乙第十号・十一号官舎(石造)」 という名称で、
むつ市有形文化財に指定されています。】
となっていました。