
<7月13日>
青森県むつ市川内地区めぐり。
ダムの堰止湖である 「 かわうち湖 」 の畔にある
「 道の駅かわうち湖 」 に来ました。
建物の裏側から外へ出ると、小ざっぱりした庭になっていて、
そこに石碑が点在しています。
【 君は日の子 われは月の子 顔上げよ 】( 新子 )

こちらは 「 第八回時実新子文学碑建立記念川柳大賞 川瀬晶子 」 とあります。

そして 「 時実新子 」 に関する解説が刻まれた石碑もありました。
あとで調べてみると、岡山県出身の川柳作家で、
「 川柳界の与謝野晶子 」 と呼ばれている方のようです。

そんな川柳を刻んだ石碑が他にもありました。
【 道ずっと歩いて 辿り着く 無辺 】

【 母眠る 丘まで虹を ひっぱりぬ 】

【 遠い日の 記憶の在り処 海眠る 】
「 時実新子 」 さんという川柳作家と、
下北や川内との関連は分かりませんが、
道の駅の裏庭に点在する文学碑の数々は、
異空間に紛れ込んだような感覚がありました。