
<7月7日>
上野の森美術館で 「 エッシャー展 」 を鑑賞したあとの上野界隈散歩。
「 旧岩崎邸 」 から角を曲がって 「 無縁坂 」 を登って行きました。
同じルートを歩く年配の夫婦がいて、
私と付かず離れずの距離を追いつ追われつのような感じになりました。

「 無縁坂 」 に植えられている街路樹には、
歩道上の点検口のような蓋の上に名前がありました。

坂を登り切った角で、「 旧岩崎邸 」 の煉瓦塀も終わります。
年配のご夫婦は真っ直ぐ行きましたが、私はこの角を曲がりました。

門扉は、位置関係からするとちょうど
「 旧岩崎邸 」 の裏のあたりになります。

「 旧岩崎邸 」 の裏道の向こう側、
「 湯島四丁目11 」 の電柱表示があるところに
「 三菱資料館 」がありました。

三菱財閥の歴史が分かる 「 三菱資料館 」 の開館は午後4時半まで。
残念ながら閉館後でした。

閉じた門に刻まれていたのは 「 財団法人三菱経済研究所 」、
資料館と同じ建物ようです。
資料館にはどの程度の資料が納められてるのか分かりませんが、
時間があれば見てみたいものです。

「 三菱資料館 」 からは、
あとは気の向くままに当てずっぽうに歩いて行きました。
立派な門を見つけたので、近寄ってみると
左に 「 鉄門 」、右は 「 東京大学 」 です。

「 鉄門 」 の由来は、門扉は厚い板を鉄板で囲い、
鉄板の間を頭の丸い鋲釘で打ち付けて真っ黒に縫ってあったことから、とのこと。
その昔は 「 種痘所 」、現在は東京大学の医学部です。
せっかくですから、門の中へ入ってみました。