
<2017年8月29日>
「 二つの願い 」 を二つとも叶えて帰りに立ち寄った信州松本の街歩き。
松本城の黒門から真っ直ぐ南下し、
旧大名町のはずれのあたりに 「 なわて通り 」 があります。

「 なわて通り 」 商店街の入口には立て看板が二つ。

まず 「 縄手と蛙 」。
【 その昔 「 縄手 」 は松本城のお堀と女鳥羽川の清流にはさまれた
“縄のように細く長い土手”でした。
明治12年に四辻神社が建立され縄手はその参道として発展し、
水辺では「 河鹿(かじか)蛙 」が美しい鳴き声を奏でていました。
しかし、いつの頃からか川が汚れ河鹿蛙は上流に追いやられましたが、
昭和47年「 カエル大明神 」 を祀り、
もう一度水清く・活気ある通りにカエルようにという新たな取り組みが
始まりました。】 とのこと。

パンフレットにはさらに詳しく
「 縄手通りと蛙の由来 」 が記されています。

もう一枚の立札は 「 縄手界隈繁盛記 」。
かつては街角にスピーカーがあって
広告塔の役割を果たしていたという話です。

立札の脇には、蛙が絡み合った巨大なオブジェ。
祭りで使う山車のようにも見えます。

パンフレットの裏は 「 ナワテの移り変わり 」 が
年代を追って詳しく紹介されていました。

マップで見れば、旧松本城三の丸の端のあたりに位置しています。

通りは歩行者天国。ゆっくり歩くことができるようになっていました。