
<7月7日>
上野界隈そぞろ歩き。
神田駅から上野駅へ。公園口から上野公園へ入り、
まず目指したのは 「 上野の森美術館 」 です。
この時期に開催されていたのは 「 ミラクル エッシャー展 」。

美術館前に到着したのは13時頃だったと思います。
土曜日で、多少の混雑は予想していましたが、
実際に行ってみると混雑度は予想を遥かに超えていました。

当日券を買って、列に並びましたが、
そもそも入口に辿り着くまで30分はかかったと思います。

事前にこんな記事も見つけて、
「 だまし絵 」 で知られる 「 マウリッツ・エッシャー 」 の
生誕120年を記念して開催された展覧会で、
彼の父も日本の水準点制定に関わっていたという事実を予習していました。

入場するまで30分あまり。
入場してからは、さらに大変でした。
入口で入場制限を設け、
一回に入れる人数を制限しています。
それでも会場内は満員電車状態。

展示作品は 「 152 」 点。
ジャンルは 「 科学 」「 聖書 」「 風景 」「 人物 」
「 広告 」「 技法 」「 反射 」「 錯視 」 の8部門に
分かれていました。
最後の 「 錯視 」 が、
いわゆる 「 だまし絵 」 的なものになりますが、
どの作品も精密画のような技法で描かれており、
見る角度や見方によって 「 見え方 」 が違います。
その結果、よぉーく見ないと見え方の違いが見えて来ないので、
見る人が一つの作品を見る時間が長い。
満員の会場で、一人当たりの鑑賞時間が長くなれば、
当然のことながら列は進みません。
満員電車並みの混雑で、
全員が足の大きさの半分くらいずつ
「 じりじり 」 と進んで行くような状態でした。