＜２０１７年８月２９日＞
「 二つの願い 」 を二つとも叶えることができて、
帰りに立ち寄った信州松本の街歩き。
「 旧開智学校 」 の次に向かったのは
「 国宝 松本城 」 です。
私が最初に来たのは、学生時代の貧乏旅行ですから
かれこれ４０年以上も前。
その後、３０年ほど前にも友人と一緒に
天守まで登ったことがあります。妻は初めて。
松本城全体で見ると、右側が北ですから、
東側から入ったことになります。
立派な石垣に囲まれた 「 太鼓門 」。
壁の外に向かって、四角や三角の鉄砲穴があります。
正式には 「 太鼓門枡形 」 。詳しい解説板がありました。
門を支える巨大な石は 「 玄蕃石 」 で高さ４m、
推定重量２２.５ｔだそうです。
後ろを振り返ると、ここの枡形だけでも結構な広さがあります。
北を上にした全体図を見ると、「 太鼓門枡形 」 は右側。
平城ですから、堀が大きく広く、
二の丸へ入る 「 太鼓門枡形 」 と本丸へ入る 「 黒門枡形 」 で
防御を固めていることが分かります。
明治時代に一度破壊されたものを、平成１１年に復元しています。
ということは、私が過去２回訪れたときに、この門はなかったことになります。