
<2017年8月28日>
「 二つの願い 」 のうちの二つ目を叶えるために訪れた上高地。
投宿した上高地帝国ホテルでのディナーで、私がオーダーした 「 神河内コース 」 のメインはローストビーフ
だったことを前回ご紹介しました。
一方、妻がオーダーした 「 白樺コース 」 のメインは 「 鴨胸肉のロティ 無花果とドラジェ 甘いオニオン
ピューレ ベルベーヌの香り 」 という長い名前でした。
「 ロティ 」 は、オーブンでじっくり焼いた料理。
「 ドラジェ 」 は、アーモンドの実を砂糖コーティングしたもの。
「 ベルベーヌ 」 は、ハーブの一種。

想定外のサプライズだったのは、私のメインのローストビーフを綺麗に食べ終わったときに、ウェイターさんが
「 おかわりはいかがですか?」 と聞きに来たこと。
「 えっ!いいんですか?」
「 はい、どうぞ、いくらでも 」 という返事に、胸躍る気分でした。即 「 おかわり 」。

まさか、この最高級ローストビーフをここまで心行くまで味わえるとは思っていませんでしたので、「 おかわり 」
の一枚を食べ切った時には、大満足でした。

最後はデザートとコーヒーです。

「 ルバーブと長野パープルのフラン フロマージュブランのアイスを添えて 」

蓋になってた飴細工を取ると、下から色鮮やかなベリー系が出て来ます。
「 ルバーブ 」 は、食用大黄という葉っぱ。
「 長野パープル 」 は、長野産のブドウの新品種。
「 フロマージュブラン 」 は、白いチーズという意味だそうです。
以上5品とコーヒーが、この日のディナーでした。
私たちのテーブルを担当してくれた若い男性ウェイターさんが、とっても気さくで明るく、それも食事を大いに
楽しくしてくれました。