
<2017年10月6日>
青森県鰺ヶ沢町の朝の散歩。
小路の突き当りは、行き止まりではなく先がありました。「 しんとみばし 」、たぶん 「 新富橋 」 と書くのだと
思われます。
いささか老朽化が進んでいて、錆びついた鉄板の上を歩いているような感じでした。
橋のことはよく分かりませんが、橋桁の部分が鉄製の部材を組み合わせる形ですので 「 トラス構造 」 という
のでしょうか。真っ赤に塗られている橋桁も随分色が剥げ落ちてきています。

橋を渡り切って対岸まで来ました。
橋桁のところどころに大きな蜘蛛の巣が張っていて、巨大なクモが獲物を狙っていました。人が歩いてようやく
すれ違えるくらいの幅ですので、こちら側の住民が駅方面へ徒歩で行くときの近道として利用するためと橋桁
の脇を通る太い管で水か何かを送るために架けられたものと思われます。
下を流れるのは、あとで知ることになりますが 「 中村川 」 という川です。

「 新富橋 」 を渡って対岸を、もう少し先まで行ってみました。岩木山が綺麗に見えています。

対岸側は、川からすぐが切り立った崖のようになっていて、その下に家並ができています。
「 急傾斜地崩壊危険区域 」 になっていました。

中村川沿いを先へ歩くと、向かい側に朽ち果てたように見える大きな建物があります。
上に載っている看板は 「 山海荘 」 とありますので、私が前月泊まった 「 ホテルグランメール山海荘 」、この
とき投宿していた同じグループ内の 「 水軍の宿 」 と同じ名前ですので、もともとはここで営業していたようです。

中村川沿いに歩いて、次の橋まで来ました。
こちらは 「 舞戸橋 」。この橋を渡って、駅方面へ戻ります。