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<2017年11月12日>

 秋田市の寺町界隈を歩き廻るイベント 「 寺町ウォーク 」

 鱗勝院 ( 曹洞宗 )、法華寺 ( 日蓮宗 ) と廻って来て、三番目の本妙寺 ( 日蓮宗 ) の見学を終えて外へ

出て来ました。

 境内を後にする前にボランティアガイドさんが説明してくれたのは小さな祠です。キツネが鎮座する祠は稲荷

神社。つまり、お寺の境内に神社があることになります。神仏習合の見本のようなもの。

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 四番目の寺は、独特の書体で 「 南無妙法蓮華経 」 の文字が躍る石柱のある 「 久城寺 」 です。

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 本堂の入口にかなり大きな彫刻がありました。

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 「 仏陀降臨~菩提樹下・四大聖地釈尊像 」 だそうです。

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 この寺で驚かされたのは、本堂奥の間にある天井絵です。

 「 三十六歌仙 」 が描かれた、色鮮やかな絵が、大きなカルタのように天井を彩っていました。

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 探し出して見つけたのは秋田ゆかりの 「 小野小町 」

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 一枚一枚の詳しい解説もありました。

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 展示会をやったときのパネルも残っています。

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 配られた資料の中には、以前住職が投稿した記事もありました。

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 「 三十六歌仙図 」 にまつわる思い出を、住職自ら綴った2004年11月22日付の記事です。

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 本堂須弥壇の脇にあったのは、石の塔廟です。

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 「 身延山29世 隆源院日莚上人 」 の旧塔廟で、以前は別の場所にあったものをここに移したという住職の

説明でした。

 本来、外の土の上に建っているべき塔廟が建物の中に置かれているだけでも、大変なことです。