
<2017年11月11日>
岩手県盛岡市の朝の散歩。
ホテルのすぐ近くにあった 「 岩手銀行赤レンガ館 」 へ入ってみました。

入館料は300円。パンフレットをもらいました。

2階建てのシンプルな造りの建物ですが、内部の造作などはさすが辰野金吾氏設計という見どころが多々
あります。

見どころのポイントになるところには、それぞれA4版の解説書が置かれているのも、親切でした。
それによると、創建当初は 「 盛岡銀行 」 です。昭和6年(1931)に破綻し、昭和11年(1936)に岩手殖産
銀行が本店として引き継ぎました。これがのちの岩手銀行。

エントランスからカウンター前へ入ります。
幾何学的な天井と、2階には廻廊のような部分が見えます。

カウンター、つまり銀行の窓口スペース。

まるで欧米の銀行のような、映画に出て来る上下式の窓口でした。

接客、現金のやり取りは上下式のスクリーンを介して行われたことが分かります。
最大の目的はセキュリティ。

次の部屋へ入ると、立面図の図面がありました。