
<2017年8月28日>
上高地の散策は、梓川から焼岳を望み、その後湿原の中の遊歩道を進んで行きました。

遊歩道の周りは一面の湿原です。

湿原の先には 「 大正池 」 が見えて来ました。

枯れ木と緑と湿原と澄み切った水。

水辺へ出ると、池の後方に穂高連峰が見えます。

雲が掛かる穂高連峰と、手前の 「 大正池 」 というのも上高地を代表する眺め。

そして 「 大正池 」 から聳え立つ 「 焼岳 」。

大正4年(1915年)の焼岳の噴火によって梓川がせき止められてできたもの。
池の中に林立する枯れ木が上高地を代表する景観のひとつですが、上流や焼岳斜面からの土砂で池自体
が随分小さくなり、枯れ木も倒れて少なくなりました。

確かに、35年前、妻と二人でこの水辺に立ったり、池のボートに乗ったときは、結構な本数の枯れ木がまだ
ありました。今は、殆んどありません。
「 大正池 」 と 「 焼岳 」 の変貌をしばし眺めていました。