
<2017年3月13日>
シンガポールへ旅立ったのは3月10日(金)の夕方、到着は当日の夜遅くでホテルの部屋へ入った頃には
日付が変わっていました。
翌11日は現地ガイドさんの案内で午後まで観光、夕方からはフリータイム。3日目の12日は終日フリータイム
という日程でした。従って実質の観光は2日間だけ。それでも、淡路島ほどの面積しかないシンガポールの観光
スポットはだいたい廻ることができました。
通算4日目となる最終日13日。ホテルロビーへは 「 朝4時15分集合 」 の指示でした。

3時過ぎには起きて、身支度を整え、3時40分頃には荷物のパッキングも終えて準備完了。

ホテル・パシフィック・オーチャードの1501号室は、濃いブラウンが基調のシックな内装でした。
冷蔵庫、金庫、食器類などはクローゼットの扉で隠れるようになっています。

扉を開ければ反対側がクローゼット。
大きなアイロン台がありました。

ベッドはセミダブルというよりはダブルに近いくらいの大きさでツイン。
これはゆったりしていて、寝心地は上々でした。

白が基調のバスルームも広々。

バスタブの他に、ガラス張りのシャワー専用のブースも付いていました。

洗面台は大きな姿見で、さらに広く見えます。
「 朝4時15分集合 」 を守って 「 4時過ぎ 」 にはロビーへ。ここで事件が発生しました。
迎えに来た現地ガイドさんは、今までの方とはまた別の人。結果的に、到着時に空港へ迎えに来た人と、
観光案内をしてくれた人と、最終日に空港まで送ってくれる人が全部違うということでした。
事件とは、入国時に渡された入国許可証の 「 半券 」 です。2日目の朝になって私の半券がないことに気づき
妻と二人 「 大使館へでも行った方がいいかしら?」 と悩んだ末、この日の現地ガイドさんに相談。
「 あぁ、それでしたら、出国時に無くしてしまいました、と言えばいいですよ。」 と軽く言うのでひと安心。
後顧の憂いなく2日間の観光を楽しんだところでした。

ところが最終日の早朝にホテルへ迎えに来た現地ガイドさん、「 入国証の半券はありますね?」 と聞くと、
私だけが 「 ありません!」 と回答。そのときに、「 困りましたねェー。」 と顔が一瞬曇りました。
私自身もこのときばかりは、ひょっとして出国できないかも知れない・・・という思いが頭をよぎりました。
前の年、最終日にボストン空港から出国しようとした際に 「 Go!Back!」 と宣告されて一旦戻ったとき以来
の衝撃です。
そんな不安を抱えながら、とりあえず空港へ向かうバスに乗り込みました。