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 昨夜呑み終えたのは、青森県鯵ヶ沢町、尾崎酒造の特別純米酒 「 安東水軍 」 です。

 真っ赤な箱、真っ赤なラベルで、見た目だけでも強烈なインパクトがあります。

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 鰺ヶ沢に何回か通いましたが、当地で地酒といえばこれ。

 初めて呑む銘柄でしたが、鯵ヶ沢の方々にとってはまさに地元の酒でした。

 「 東日流 」=「 つがる 」 という文字も。

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 精米歩合;60%、アルコール度数;15度。

 原酒ではないので度数はさほど高くはありませんが、昔ながらの造りをしている味でした。

 冷やよりは常温、常温よりは燗。私はほとんど燗にして呑みました。

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 化粧箱にも凝っていて、日本地図に鯵ヶ沢の位置と 「 安東水軍 」 の本拠地が記されています。

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 地図には続きがあって、瀬戸内海には 「 村上水軍 」、太平洋には 「 九鬼水軍 」 という表示もありました。

 村上は知っていますが、九鬼は初耳です。

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 そして 「 安東水軍 」 に関する詳しい解説も。

 「 日本海の覇者 」、【 鎌倉時代から江戸時代の武士の一族。奥州の戦乱、前九年、後三年に安倍頼時、

 貞任父子はともに敗れ、北天の星と呼ばれる貞任の遺子、高星丸は東日流に逃れ忍従。その子孫は

 東日流の荒ぶる海を眺めやがて十三湊に栄えて安東水軍となる。】

 由緒正しい 「 筋 」 の酒でした。