
<8月25日>
青森市浪岡の街歩き。
道の駅 「 アップルヒル 」 から次に向かった先は 「 浪岡城跡 」 です。浪岡の市街地を抜ければすぐに、
中世に築城された城跡が現れます。

1460年代に浪岡北畠氏によって造られた城の城跡。
北畠氏は、南北朝時代に後醍醐天皇を助けた北畠親房、顕家の子孫と伝えられているそうです。

このとき行ったのは 「 北館 」 のあったあたり。

「 北館 」 が一番広く、「 西館 」「 東館 」「 内館 」「 猿楽館 」「 検校館 」「 新館 」「 外郭 」 から成っていて、
それらが扇形に拡がっている形です。

国指定の遺跡として、まだ発掘調査が進められている場所ですので、実際に行ってみると特に何もありま
せん。

広大な原っぱのようなもので、その向こうに見える木々は桜のようです。
花見の季節には壮観な風景になりそうですが、その他の時季はいささか寂しい雰囲気。せっかくの歴史遺産
なので、何かもうひと工夫あればもっと認知度が上がるような気がしました。