
<8月1日>
帝国劇場でミュージカル 「 ビューティフル 」 を観た後で立ち寄った帝国ホテル。
ロビーの一角に設けられた 「 インペリアル・タイムズ 」 のコーナーを順に見て行くと、額に入った昔のレシピ
がありました。
【 ブイヤベッス 鮮魚羹汁 ( 仏國風 ) 十人前 】
【 製法=初に三種の魚を三枚に卸し大きい賽形に切って・・・】

そんなレシピが分厚い 「 レシピ本 」 として残されています。全て筆文字。
帝国ホテルの味を守り、伝えて行くための涙ぐましい努力と歴史を感じさせました。

こちらは建物の模型です。

「 東京一目新圖 」 は1枚に収められた東京全体の地図。

日の丸の付いた書類は、50年余り前の東京オリンピックの感謝状。
帝国ホテルの村上シェフが選手村の食事を作ったことへの感謝状のようでした。

東京オリンピックのときのメニューやサービス手帖など。
世界中から集まる選手たちに、最高のおもてなしで応えようとした当時の雰囲気が伝わって来ます。

こちらは、お皿と筆文字の長い巻物のようなもの。

書状の主は、キャプションに書かれていました。

【 渋沢栄一が総支配人として林愛作を招聘するために宛てた書簡 】
帝国ホテル初の日本人支配人となったのが林愛作氏だそうで、自宅の設計をフランク・ロイド・ライト氏に
依頼したそうです。