
<2016年3月21日>
ニューヨーク、メトロポリタン美術館めぐり。
主だった作品を現地ガイドさんに案内してもらって鑑賞したあとは、集合時刻を決めて自由行動となりました。
彫刻の数々はロダンの作品。

「 考える人 」 の前で、しばし悩んでいたのは 「 これからどうしよう?」 ということ。
この日は、朝ホテルを出発してフェリーでリバティ島へ渡り、自由の女神を見物して、帰りはエリス島経由で
戻り、グラウンド・ゼロを見てから、お昼頃に美術館へ来ました。美術館での自由見学を午後3時頃には終えて
あとはフリータイムの予定。
私たちは、このフリータイムの使い方をまだ決めておらず、「 どっか、街の中かセントラルパークでもぶらぶら
するか?」 ぐらいの感じ。
気になっていたのは、現地ガイドの尊子さんがフリータイムの使い方の例として紹介していた 「 ミュージカルの
チケットは当日でも買えます。」 という話。

モネの名画 「 睡蓮 」 です。
ブロードウェイのミュージカルは観てみたいという気持ちはありましたが、「 どうせチケットが取れないだろう。」
とハナから諦めていたので、ガイドさんのひと言が気になった次第。

ゴッホの名画 「 自画像 」 です。
午後は美術館からフリータイムになり、夜遅くなろうが、とにかくホテルへ戻ればいい。しかも投宿していた
ホテルはミッドタウンのど真ん中に近い。とすると・・・。

ドガの名画 「 踊り子 」 です。
実はこの時期に上演されていたミュージカルで、可能であれば観たい作品がありました。それは、キャロル・
キングの半生を描いた 「 ビューティフル 」 という作品。
万が一当日券があるなら、とにかくブロードウェイまで行ってみてチェレンジしてみる価値はあるのでは?

ドガの作品は絵だけかと思っていたら、彫刻もありました。
ブロードウェイまで行くだけ行って、当日券が手に入らなければ素直に諦めて、街をぶらぶらする・・・。

この彫刻は 「 14歳の踊り子 」 という題のようです。
あとは、当日券の買い方と、ブロードウェイまでの行き方を現地ガイドさんに確認すればいい・・・。

日本美術のコレクション・コーナーへも行ってみました。
そうと決まれば、ここの美術館に長々いることもないのでは?

貴重な日本美術も大量のコレクションがありました。
そこで、ガイドさんを掴まえて相談。
タイムズ・スクエアへ行けば、当日のミュージカルの格安チケットを売っている場所があって、長時間並ぶこと
にはなるが 「 何かしら 」 のチケットは手に入るはず・・・という情報をもらうことができました。
これで、私たちのハラは決まりました。