
昨夜は、久しぶりにクラシックのコンサートへ行って来ました。
佐渡裕さん指揮の 「 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 」 の特別演奏会で、ピアノのソリストとして
反田恭平さんが共演しました。

演奏曲目は、チャイコフスキー、ラフマニノフ、チャイコフスキーの順番で、B4版3つ折りの詳しいプログラム
が配られました。色も桜色で、今の季節にピッタリです。
反田さんというピアニストは初めて知りましたが、注目の若手だそうで、まだ22歳。そのパワフルで熱く燃える
ようなタッチには、見ている方も熱くなりました。

佐渡さんらしく、演奏開始前に独りで登場して、曲目やソリストの紹介をしてくれました。
2曲目のラフマニノフで登場した反田さんは、演奏が終わった瞬間万雷の拍手となり、鳴りやみません。サー
ビスでアンコール曲として、モーツァルトの 「 トルコ行進曲 」 を披露してくれました。
チャイコフスキーを代表する曲の一つである 「 交響曲第5番 」 では、佐渡さんの縦に切り裂くような指揮と、
途中でジャンプするような激しい動きに圧倒されました。
そしてフィナーレでは、こちらも拍手が鳴りやまず、アンコールはチャイコフスキーの 「 くるみ割り人形 」 を
楽しそうに演奏してくれました。
クラシックを聴いて、あれだけ熱くなったのは初めての体験でした。