
<2016年11月12日>
群馬県草津温泉めぐり。
夕食後に独りで歩き始めて30分ほど。湯畑の向こう側の光泉寺へ通じる石段で 「 キャンドル湯もみちゃん 」
を見物したあとは帰途に着きました。
もうもうと湯気が立ちあがる湯畑。

ごうごうと流れ落ちる湯滝の前を通って 「 帰り道 」 です。

湯畑の脇の酒店前で、試飲販売が行われていました。
長野市の善光寺近くの蔵元だそうで 「 西之門 雲山 」 という酒銘のようでした。せっかくですので、一杯試飲
させてもらってから帰り道へ。

宿へ帰る途中に共同浴場があります。
「 千代の湯 」 という名前で、大きな旅館に挟まれてこじんまりとした佇まいでした。

そこへ入って行ったのが浴衣姿の二人連れ。
この寒さでも浴衣で温泉街を歩き、「 湯めぐり 」 をしている方がそこそこいました。

湯畑から千代の湯前を通って、宿へ帰って来ました。

玄関脇に、家の形をした板にこの宿の紹介があります。

この旅館は、幕末の先駆者であった佐久間象山が正妻と共に訪れていた宿とのこと。
江戸時代から300年以上の歴史を持つ、古い旅館でした。

玄関の三和土から中へ入って正面に来客用の小部屋があります。
そこから振り返って玄関を見ると、昔ながらの雰囲気が色濃く残っている旅館であることが分かります。