
<11月25日>
次に青森県横浜町を訪ねたのは、11月24日~25日でした。
街のあちこちに貼られていたのが 「 2016横浜なまこフェア 」 のポスター。
12月の土・日・祝日限定で開催されているイベントで、期間限定で 「 横浜なまこ丼 」 が1,000円、「 横浜
なまこ小鉢 」 が350円で食べられます。
なまこは中国での需要が増えていて高値を呼んでいるとか・・・。名産のホタテも、今年は北海道の不漁で高値
になっており、横浜町の漁業関係者は潤っているという話が、街のあちこちで聞かれました。
この他にも、じゃがいもや長芋も名産であるこの街は、これまた北海道の台風被害による不作で、農業も
潤っているらしい・・・とのこと。他産地の苦労があるだけに、あまり表面切って喜べない話ですが、所得増に寄与
しているのは間違いなさそうです。

この日の午後から足を延ばしてみたのは、街の南側、野辺地町に近い 「 吹越 ( ふっこし ) 地区 」 です。
ここに頑張っている豆腐屋さんがあると聞いて、訪ねてみました。
国道沿いに 「 湧水亭 」 という名前の、洒落た店があります。

「 吹越湧水神 」 という湧き水の神を祀ったコーナーがあります。

定期的に水質検査もしている湧き水。
ここ横浜町は、陸奥湾に面した漁師町ではありますが、水も豊富で、それを活かした豆腐のようです。

その隣には、鳥居と祠。

「 八大竜神 」 という神社で、もともとここにあったものではなく、ここの豆腐屋さんが建立したもののようです。
たかが豆腐、されど豆腐。
この店には、入口に入る前からストーリー性を感じます。