
<2015年3月24日>
 ヴェネツィアの街でのオプショナル・ツァー 「 ゴンドラ遊覧 」。
 3組の夫婦がひとつのゴンドラに乗り込んで出発し、ヴェネツィアの街の中に網の目のように張り巡らされた
水路を進んで行きます。

 広い部分もあれば狭い部分もあって、狭いところではゴンドラ同士がすれ違うのがやっと。

 ゴンドラは船頭さんの所有だそうです。
 高価なものだと相当の価格になるとか。それを 「 ゴンドラローン 」 で買って商売をしている人が多いという話
も聞かされました。
 水路は建物の裏側を通っているので、裏口や階段があちこちで出て来ます。
 船頭さんは、そこに足を掛けたり、足で蹴ったりしながら舟を進めて行きました。意外なほど音もなく静か。

 すれ違う船の中には、荷物を満載している船もあって、ヴェネツィアの街では道路を運ぶよりも、船で運んだ
方が速いことがわかります。

 狭い水路から、いきなり広い場所へ出て来ました。
 ヴェネツィアの象徴である 「 リアルト橋 」 が見えます。アーチ型の大理石の橋で、店が並んでいるはずです。

 マップで見ると、「 リアルト橋 」 は右側に見えて来ましたので、どこか下の方の水路から 「 大運河 」 へ出て
きたことになります。

 大運河沿いの両側にもゴンドラがびっしりと並んでいました。
 この街には、いったい何艘の船や舟があるんだろう?

 幅の広い大運河へ出て来ると、行き交う船の数も多くなり、中にはモーターボートで疾走する船もありました。
 どこもかしこも水だらけ、「 水の都 」 と呼ばれる所以がよく分かります。