
<3月20日>
フィラデルフィアの 「 インデペンデンス国立歴史公園 」 内にある、「 リバティ・ベル・センター 」 への入場
待ちの行列に並びました。

ここの公園内にある建物は、いずれも煉瓦色でシックな雰囲気が漂っていました。

現地ガイドの小島さんの解説をイヤホンで聞きながら、行列は少しずつ進んで行きます。

現在の建物は建て替えられたもののようで、旧い建物の基礎部分が残されていて、見えるようになっていま
した。

いよいよ建物の中へ入ります。

「 リバティ・ベル ( 自由の鐘 )」 についての詳しい解説があります。

アメリカ合衆国にとって、シンボル的な鐘で、ビデオ映像も含めて詳しく説明がなされていました。

左はダライ・ラマさん、右はネルソン・マンデラさんでしょうか。他にも世界各国の有名人が、この鐘を訪れて
います。

鐘の前まで来ました。
周りを取り囲む人たちは、記念撮影の順番待ちです。

この鐘が鳴らされた最も有名な瞬間は、1776年7月8日、アメリカ独立宣言を朗読するために
フィラデルフィア市民を集めたときだそうです。

アメリカの歴史上重要な瞬間や、大切な方が亡くなったときなど、何回も鳴らされたようですが、1840年代に
ひび割れが大きくなり、実際に鳴らされることはなくなりました。

裏側は綺麗です。
アメリカ独立の象徴であり、それはすなわち自由の象徴でもあります。そんな鐘の前で、次々に記念写真を
撮る人々。誰に言われるでもなく、自然に順番が守られていて、お互いに気を遣いながら写真を撮っていたのが
印象的でした。