
<8月25日>
秋田県北秋田郡上小阿仁村で開催されていた 「 かみこあにプロジェクト 2016 」 小沢田会場。
次は、須賀亮平さんの作品 「 不意の出会い 」 です。

教室の中に、無造作に置かれた黒い物体はゴミ袋のようでした。
キャプションによれば・・・
【 ロートレアモン伯爵の詩句「解剖台の上でのミシンとこうもり傘の不意の出会いのように美しい。」を原点に
シュルレアリスムの手法にデペイズマンというものが生まれました。】

【 デペイズマンという言葉のもとは、
「 異郷の地に送ること 」 de 「 分離 」+pays 「 国、故郷 」+mwnt ( 名詞の語尾 ) という意味です。】

【 美術のひとつの概念として 「 本来あるべき場所から物やイメージを移し、
別の場所に配置すること、そこから生じる驚異 」 を指します。】

展示室の黒板にもびっしりとメッセージが書かれていました。

【 僕は花粉症です。・・・】
不思議な空間でした。