
<2015年3月24日>
ヴェネツィアの船着場から中心部へ向かって歩いて行きます。
左側は 「 サン・マルコ運河 」 つまり海。右側にヴェネツィアの街が拡がっていますが、あちこち運河と橋
だらけ。

いくつかの有名な橋がある中で、有名なもののひとつが、この2階部分を結んでいる渡り廊下のような橋です。

左側は 「 ドゥカーレ宮殿 」、右側は 「 旧監獄 」 の建物で、それを結んでいるのが 「 ためいき橋 」 です。

現地ガイドのシルビアさんの説明をイヤホンで聞きながら、一斉に写真撮影が始まります。
16世紀に架けられた橋だそうで、右側の監獄の独房行きになった囚人が、最後にヴェネツィアの街を眺める
橋で、ここで 「 ため息 」 をつくことから名付けられたとのこと。
ヴェネツィアに上陸して、まずは最初の記念撮影スポットでした。

「 ためいき橋 」 を眺めることができる手前の橋を渡ると、正面に 「 ドゥカーレ宮殿 」 が見えて来ます。

宮殿の前に二本の門柱があり、ここが海からの正式な玄関口。

アーチ型の窓と細かな装飾が施された壁。
8世紀の建立で、14世紀から16世紀頃に今の形になったそうです。
ヴェネツィア共和国の総督邸兼政庁として使われた建物で、奥の尋問室脇が、運河を隔てて隣りの監獄と、
「 ためいき橋 」 で繋がっています。

ドゥカーレ宮殿の前は、ヴェネツィア名物ゴンドラの船着場です。

サン・マルコ運河を挟んで対岸の島にも教会が見えていました。
たぶん 「 サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会 」 だと思われます。
そんな、船着場、サン・マルコ運河、対岸、ドゥカーレ宮殿などの景色を動画で見てみると、海の雰囲気、
水の都の雰囲気がいくらか分かりやすいと思われます。