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<3月19日>

 雨が降りしきるワシントンDCの見物は、次に国会議事堂へ。正式には 「 連邦議会議事堂 」 です。

 ワシントンDCは 「 ワシントン・コロンビア特別自治区 」 の略ですから、この街は全米50州のどの州にも属さ

ない連邦政府直轄の地区。ここには、立法、行政、司法の機能だけが存在しているので、住民の殆んどが

公務員か弁護士だそうです。

 ひとつひとつが独立国家のような50州を束ねるような 「 連邦議会 」 がこの建物ということになります。

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 頭の部分になる大ドームは、このとき修復中でした。

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 私たち夫婦は、国内外どこへ旅しても、必ずと言っていいほど 「 修復中 」 に当たります。ここも例外ではあり

ませんでした。

 高さ88メートル、直径29メートルの巨大なドーム建築。てっぺんには 「 フリーダム女神像 」 が見えます。

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 ドームを背にして立てば、一直線上にワシントン記念塔が見えます。

 このあたりの立ち位置が、まさに大統領就任演説が行われるポイントになるのかも知れません。

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 左側は職員用のオフィスでしょうか。

 それにしても高層ビルがないので、他のアメリカの街とは全く異なる景観になっています。

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 真正面には噴水がありますが、この日は止まっていました。

 議事堂正面に向かえば、右側 ( 南側 ) が下院、左側が上院になります。

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 この議事堂 ( キャピトル ) を中心にした一帯が 「 キャピトル・スクエア 」。

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 あたり一面に咲いていたのが、ピンクの花です。

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 桜というよりは、花びらが大きく、木蓮のような形に見えました。

 傘を差して、キャピトル・スクエアを見渡せば、アメリカの広大さが改めて実感できました。