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<3月19日>

 ワシントンD.C.の街に入って、まず最初に訪れたのは 「 リンカーン記念館 」 でした。

 とてもシンプルな建物で、大きな白い箱の中に、大きな白いリンカーンが座っているだけ。ただし、壁の両側に

びっしりと文字が刻まれていました。

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 向かって右側 ( 北側 ) の壁には、「 大統領就任演説 」

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 向かって左側(南側)にあるのが、かの有名な 「 ゲティスバーグ演説 」 です。

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 全文は、就任演説に比べれば随分短いことが分かります。

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 それでもやはり最後のフレーズに目が行きます。(下線筆者)

 「 人民の人民による人民のための政治 」。1863年11月19日ペンシルベニア州ゲティスバーグの国立

戦没者墓地での記念式典。

 それにしても、これを日本語に訳したときに 「 国民 」 でも 「 市民 」 でも 「 人々 」 でもなく 「 人民 」 という

言葉を充てたのも、考えてみると凄いことだと思いました。他の言葉では、どうもしっくり来ません。

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 ゲティスバーグ演説文を背にして像を見ると、真横から見上げるアングルになります。

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 斜め後方から見ると、高さ6メートル近い大統領の坐像の迫力が伝わって来ます。

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 坐像の記念写真を撮る人、自撮りで坐像と一緒にカメラに納まる人、演説文にじっと見入る人などでごった

返す記念館。

 無料で自由自在に出入りできるので、とても自由な雰囲気でした。

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 この像の斜め後方から見ると、南北戦争で敗れた南軍のリー将軍の顔が浮かび上がる・・・という都市伝説も

あるようですが、どうやら 「 気のせい 」 というのが本当のようです。