
<3月19日>
アメリカ東海岸の旅の2日目。
ニュージャージー州ニューアークのホテルを出発したバスは、デラウェア州のサービスエリアで途中休憩を
取り、再び走り始めました。私たちはそこで買ったシュガープレッツェルを頬張りながら、単調な景色を眺めて
おりました。
12時近くなって、そろそろお腹も空いてくる時間帯ですが、私たちはプレッツェルのあまりの甘さと量の多さで
食べ切るのが精一杯でした。このあたりで料金所を通過。

ほとんど一瞬に近いくらいの短い時間でしたが、港が見えました。
このルートで港や海が見えるとすれば、たぶんこのあたりは 「 ボルチモア 」 だったと思います。

さらに40分ほども走ったでしょうか。
雨粒がだんだん大きくなってきて、バスの窓に叩きつけるようになってきました。ただ、このあたりから、道端に
桜のような花が満開になっているのが見えて来ます。

同じ色と形の大型自動車の集積所。
バスのように見えました。

大きな街に入って来ました。
線路と駅舎と、その向こうにドームを持つ大きな建物。定かではありませんが 「 アムトラック&マーク駅 」 と
「 国会議事堂 」 ではなかったかと思います。

雨が降りしきる 「 ワシントンD.C. 」 の街の中へ入って来ました。
球場か球戯場のような建物が見えます。

整然と整えられた街並みで、ゴミや落書きも少なく、綺麗な印象です。
首都として造られた街であるワシントンD.C.は、他の街とはひと味違った雰囲気でした。

この街も空港が近いようです。飛行機が次々に飛んで行きます。

街の中心部を通って、ポトマック河畔に出ると、遠目に桜並木が見えました。
この桜はまだ咲いていないように見えましたので、先ほど満開だった木は果たして何?・・・と思っているうちに
大きな橋を渡り切ったところで出現したのが、平べったい巨大構造物です。
たぶん 「 ペンタゴン 」 だったと思われます。
単にアメリカの首都に来ただけの話ですが、添乗員さんがしゃべる説明の中に、ペンタゴンだ国会議事堂だ
ホワイトハウスだFBIだといった固有名詞を聞いているだけで、何となく世界の中心に来たような感覚になるのが
不思議でした。